賃貸経営の準備

「持ち家」と「賃貸」はどちらがお得?

賃貸物件を借りる入居者にとって持ち家と賃貸はどちらが得でしょうか?
ここでは持ち家と賃貸でかかる費用などからどちらが得か検討します。
大家さんは入居者の立場で賃貸経営を考えます。

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賃貸の想定

賃貸を想定して考えていきます。まずかかる費用としては、入居時にオーナーに支払う敷金や礼金および仲介手数料がかかります。
さらには、毎月家賃や共益費がかかってきます。
ここで駅から近い物件で築年数はおおよそ5年から10年程度でかかる費用を想定していきますと、賃貸住宅の場合、一般的には家賃は関西の都心部で、広さが50平方メートル程度の物件で駅から10分圏内ですと、12万円~15万円程度家賃がかかります。
そこで、賃貸住宅にかかる初期費用を計算していきますと、家賃を15万円と設定した場合、敷金、礼金及び仲介手数料を家賃の一ヶ月分とすると、およそ15万円(敷金)+15万円(礼金)+15万円(仲介手数料)で初期費用は45万円程度となります。
そこに加えて毎月の家賃が発生してきます。

持家の想定

持ち家を想定して考えてきます。
持ち家を購入する場合には、購入手数料、中古住宅の場合には不動産会社への頭金、仲介手数料、登記諸費用、ローンを組む場合ですとローン手数料などがかかってきます。
そこで、物件の条件を築年数は5年から10年程度、駅からおよそ10分程度で関西の都心部で、広さが50平方メートル程度の物件を見てみますと、中古マンションの場合は物件価格はおよそ4000万円程度となります。
持ち家を購入する場合の初期費用は、頭金が物件価格のおよそ10%程度、仲介手数料で物件価格のおよそ3%程度、登記所費用とローン手数料で物件価格のおよそ2%程度の費用がかかってきます。
そのため、120万円(仲介手数料)+80万円(登記所費用、ローン手数料)+400万円(頭金)で600万円がかかってきます。

試算の結果

それぞれの初期費用が賃貸の場合の45万円で、持ち家の場合が600万円かかるため、初期費用としては賃貸住宅の方が10分の1以下に抑えることができます。
そこで、同じ場所に35年住み続けた場合の費用について考えてきます。
賃貸住宅の場合、家賃が15万円で35年住み続けた場合、15万円(1ヶ月分の家賃)×12ヶ月×35年=6,300万円の費用がかかります。
持ち家の場合、4,000万円に頭金である400万円を引いた3,600万円を住宅ローンで35年の金利が0.75%で計算していきますと、毎月の支払額がおよそ97,482円となり、97,482円(1ヶ月分のローン)×12ヶ月×35年=40,942,454円となります。
初期費用と35年分の費用を合計すると、賃貸住宅の場合は6345万円、持ち家の場合は約4,700万円となり、持ち家の方が安くなります。

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