賃貸併用住宅の基礎知識

賃貸併用住宅の利回りとローン

賃貸併用住宅は通常の収益物件と比べて利回りが低下します。
自宅部分からは家賃収入が発生しないためです。
賃貸併用住宅は一般的な賃貸経営とは異なるプランと言えます。
ここでは賃貸併用住宅の利回りとローンについて解説しています。

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知りたい!賃貸併用住宅の利回り

わたしも非常に気になっていたことなので是非皆様にも、賃貸併用住宅を購入して賃貸経営をする場合には、一般的な収益物件を購入して賃貸経営をする場合とは異なると言うことに注意しておきましょう。
例をあげると、賃貸併用住宅を購入した場合には、利回りが1%しか得られなくて、収益物件を購入した場合には20%の利回りが得られる場合、数字だけを判断すると収益物件を購入するほうが良いと考えられるのですが、実はそうではないのです。

それはなぜかというと、賃貸併用住宅は建築する建物が賃貸部分だけではないからです。
自分たちが住む部分があるのですから、当然ことながら利回りは低下します。
ですから利回りで判断するのであれば、当然、賃貸併用住宅より賃貸住宅を選択することになるでしょう。
当然ですが、自分たちが住む、自己利用する部分、部屋からは賃料収入を得ることはできないですよね。その分だけ利回りが低下するのは必然だと考えられるのです。
ですので、賃貸併用住宅を一般的な収益物件、賃貸住宅と比較するのは容易ではないのです。むしろ全く別のプランということになってくるのです。

月毎のキャッシュフローを計算してみて、仮に、プラスマイナスゼロになった場合、これは非常に魅力的なプランだと考えられます。
キャッシュフローがプラスマイナスゼロですから、家賃を支払わなくても住むことができるわけです。
しかしながら、物件としてどれくらいの価値があるのかを比較しなければならないシーンもあります。このようなときには、例えば賃貸併用の自宅部分については、自分で家賃を支払っているという前提でシミュレーションしてみるのも良い方法かと思われます。

あなたが今現在、賃貸住宅、賃貸マンションに住んでいるというのなら、今払っているあなたの家賃をそこに当ててみると理解しやすいかもしれません。
賃貸住宅に住んでいない、それ以外の場合でしたら、今住んでいる地域のおまかな家賃を想定して支払うことができるという金額を当てはめてみるのも一つの考えですね。
一般的な収益物件と比較するのなら、上記のようにするのが良いと思われます。
賃貸併用というと、収益を生み出さない自宅部分について考慮しなければならないと考えられます。賃貸経営としてはキャッシュフローがマイナスになったとしても、それが居住コストだと考えることも必要だと言えるでしょう。この辺りを視野に入れて比較していきましょう。

賃貸併用住宅と賃貸住宅の気になるローンとは?

もしあなたが賃貸住宅、賃貸用物件を購入する際は、自分が住む住宅ローンとは違い「投資用ローン」を利用しなければなりません。
勿論、ある程度土地活用や賃貸住宅の建築に関してお考えであった方ならこれぐらいなら認識はあるでしょう。

この「投資用ローン」というのは、あなたが将来運営するであろう賃貸住宅という事業に対する融資ですので、資産の評価、事業の収益性などが考慮されますので一般的な自宅用の「住宅ローン」と比較して、審査も厳しいですし、金利も高めになってしまいます。
おそらくこの辺は知らない方も多いかもしれませんね。

この制度が一般的に広まっていることもあって、住宅ローンを利用して賃貸住宅を建てたいと思っても、それはできないものだと思い込んでいる方も多いですし、もしかしたらあなたもそうでは無かったでしょうか。
しかし、実はこの住宅ローンを利用して賃貸住宅を建設する方法もあるのです。
それが「賃貸併用住宅」であり、建築する自宅用部分の面積が50%以上であるという条件があれば適用されるのです。
実は、最近出てきた制度などではなくて、以前からあった制度だったのですが、あまり一般的に広く知られていなかったのです。勿論、わたしもその一人だったのでは言うまでもありません。
しかし、最近は建設会社や不動産会社の広報などによりその制度が知られるようになったことで自宅併用型賃貸住宅、賃貸併用住宅を土地活用に選ぶ考える人が増えてきているようです。

また、テレビコマーシャルや新聞、インターネット広告などでもそれの不動産会社がPRしていることも助け、より身近になってきるのも事実です。
建物の50%であっても、立派な賃貸経営ですので賃貸部分については減価償却の対象となりますし、青色申告を利用することで様々な節税をすることも可能です。
賃貸部分での収入が期待できるので、ローンの返済もとても楽になります。
自分の返済能力にプラスして家賃収入を上乗せして返済していけば、返済期間を短縮することもできますので、金利負担を大きく減らすことも出来てしまうのです。
ローンの返済が早期に完了してしまえば、家賃収入は丸々手元に残ることになりますので、老後の安定した収入としても非常に魅力的であり、土地活用、賃貸経営を検討するあなたに調べてみる価値は多いにありますね。
最近では大手の建築会社、地場の土地活用のコンサルティングしている会社なども「自宅併用型賃貸住宅プラン」を数多く出してきていますので色々見比べ見るとあなたに合うプランと出会えるでしょう。
賃貸住宅という「資産」と「マイホーム」を同時に手に入れるという意味で、この「自宅併用型賃貸住宅」は、土地活用、賃貸経営を検討する際に必ず頭に入れておく必要があるプランではないでしょうか。

まずは、あなたにとってどのプランが、会社がいいのか、合うのか少しずつ探してみましょう。

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